しばしば「動物愛護思想の普及をはかること」が動物園の目的になっています。監禁状態にある動物たちを前に動物愛護の思想を普及させるというのは一体どう いったことでしょうか?動物を憐れむ心を育て、絶滅に瀕した動物が動物園で生きていけることを知ることで動物愛護思想が育つのでしょうか?
「生命の共存や自然との調和を学ぶ」ことも謳っておりますが、それをどのようにどこから学ぼうというのか私には分かりません。
また、動物の生態について知ってもらうという意見を挙げることもあるかと思いますが、動物の生態はその動物がしかるべき場所にあってはじめてわかること で、動物園の狭い範囲内では正確に知ることはできません。間違った知識を植え込む危険性があります。
また、動物園と言う特殊な環境は、人は自然を支配し、動物は人に奉仕するために存在する道具なのだという間違った自然観を植え付ける危険性があります。
人も自然、地球、動物の一部であるということを学ぶことはできません。

