肉食動物は生きるためにはほかの動物を殺さなくてはなりません。一方、人間には殺さなくても生きる術を持っており、選択が可能です。
雑食動物である人間は肉を食べなくても生きていけるのです。
倫理的な選択ができる点で、人間はほかの動物と異なっています。自然界では動物は人間を殺して食べることがあります。では人間が人間を殺して食べることが許されるでしょうか。
もちろん許されません。
動物の権利を主張する人々は、人間が人間を殺して食べないことと同様に、人間が苦痛を感じる動物を殺して食べることも倫理的行いではないと考えます。人間には別の選択肢があるからです。
また、人間は動物を殺す手段を持っていますが、何かができるかということが、行ってもよいこととは異なります。
強い力を持つということは、より強い責任が生じるということなのです。

