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ANIMAL MODELS - GENERAL  動物モデル - 全般
下記の引用は、一般的に支持されている動物モデルに関するものである。
利尿薬の降圧作用は、正常血圧の動物には認められず、高血圧のラットやイヌでも認め難い。
同様の問題は、β遮断薬の降圧作用にもあてはまり、心不全治療におけるphentolamine・prazosin・hydralazineの有効性も、実験動物モデルでは、ほとんど確認されていない。また、phenylbutazoneの抗リューマチ作用については、実験上の様々な炎症に対して相当量の投薬が試みられているが、動物とヒトでは薬物動態が異なるため、その作用は明らかではない。
さらに、chloroquineやpenicillamineの抗リューマチ作用についても、実験においては同様である。
加えて、片頭痛に対するclonidineや、尿崩症に対するサイアザイド利尿薬の効果も、同じ事が言えるだろう..
「薬物の有効性において、多数の臨床前の(動物)実験または実験モデルでの結果による予測は、とても確実とは言い難く、単に実験の数を増やしても改善されないものと考えられる。」
Prof F Gross, in the book The Scientific Basis of Official Regulation of Drug Research and Development, ed. De Schaepdryver et al, p 18-20, 1978.
「実験で取り上げられる疾患として、高血圧・胃潰瘍・関節炎・痙攣があげられるだろう。
しかし、これらすべての動物実験は、ヒトの疾患と表面的には類似しているが、実験に用いられる動物では、それらの「原因」が、あらかじめ解っている点で、実際の疾患とは異なっている。
このようなアプローチからは、全く斬新な薬を発見することが非常に困難であり、これらの疾患モデルは医薬の研究者の出発点となる指針を与えるものではないのである。」
Prof D R Laurence, Professor of Pharmacology Therapeutics at the School of Medicine, University College, London, and Dr J W Black, Director of Therapeutic Research at the Wellcome Foundation Ltd, UK, in their book The Medicine You Take, publ. Croom Heim, London, p 106, 1978.
「...疾患の大多数については、動物モデルが存在しないか、又は存在しても実際には非常に貧弱なものである。
一般に用られている動物モデルでの反応がみられないという理由から、有効な薬を見落としてしまう危険性がある。」
Prof Colin Dollery, Hammersmith Hospital, London, in the book Risk-Benefit Analysis in Drug Research, ed. Cavalla, p 87, 1981.
「いくつかの疾患の動物モデルは、研究に利用可能であるが、多くの場合、ヒトでの疾患において、どのくらい適切であるかは疑わしい。
特に大多数の疾患モデルでは、遺伝子欠陥および繁殖の点から、げっ歯類が好んで使用されている。
非常に多くの研究で、動物モデルとして、Battleboroラットや高血圧自然発症ラットが用いられているが、ヒトでの疾患における、これらの動物の適性については疑問が残る。」

Dr Alison Brading, of the Department of Pharmacology, Oxford University,writing
in The Physiological Society Magazine, no. 12, p 18-19, February 1994.


 
 
 

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